私家版・心理学の本棚

じょー、本を読んでいろいろ書くことを決意。

『脳のしくみ―脳の解剖から心のしくみまで』(新星出版社編集部)

『脳のしくみ―脳の解剖から心のしくみまで』

新星出版社編集部 新星出版社 2007年 

 

徹底図解 脳のしくみ―脳の解剖から心のしくみまで

新星出版社
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脳ー!

ってなるときあるよね。あるよね?

 

しかし、私のような文系人間には、脳を見るチャンスがないんですよね、残念ながら。たしか、医学らへんの人たちは、必修の科目で解剖とか見るんじゃないでしたっけ。そういうときに、脳を見るチャンスもあるのではないかと思うんですけど、いかんせん、文系なので、私にはそんなチャンスはない。

しかし、心理学に一歩足を踏み入れたが最後、文系の山だけでなく、理系の谷も渡りきらねばならぬことがあるのです。

そういうときには本を読む…というか、買うしかないのですが、なかなかわかりよい脳の本というのはないんですよね。

おそらく、脳系の本はだいたいが教科書として書かれていて、その教科書は本当は大学とか専門学校の科目に対応しており、つまり、書店で我々が見ることのできない赤い糸で順番につながれているのだと思うのです。

なので、最近は難民と化して、Amazon紀伊國屋に重課金してたわけですけど、その中で見つけたのが、『脳のしくみ―脳の解剖から心のしくみまで』です。

見開きの2ページで1トピックになっています。しかも、右のページはイラストとそれへのコメントのみです。わかりやすい。

もちろん、大学レベルかそれ以上の理解のためにはこの1冊では足りないのですが、いきなり上のレベルの本は読めないよ、というときは、この本を副読本あるいは予習用に置いておくと安心だなと思います。実際、これを左手で押さえながら、右手でピネルめくったりしてます。

 

psychologicalbookshelf.hatenablog.com

 

もちろん、素朴に学問を楽しむにはこれで十分です。 

余力があるなら、こっちも読んでおくと、知識の定着が進みます。

 

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