私家版・心理学の本棚

じょー、本を読んでいろいろ書くことを決意。

「HAPPY BIVOUAC」(the pillows)

 「HAPPY BIVOUAC」

the pillows キングレコード 1999年

 

HAPPY BIVOUAC
HAPPY BIVOUAC
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the pillows
キングレコード (1999-12-02)
売り上げランキング: 22,550

まさかのCD初紹介。

何が心理学なんじゃ、と思うでしょう。

「歌詞に“心理学者”が出てくる」それだけです。それだけ。 

「ハッピービバーク」と読みます。ビバークというのは、山を登っていてやばいときに状況がよくなるまで待機すること、だったはずです。

収録曲はこちらで確認できます。

HAPPY BIVOUAC - Wikipedia

“心理学者”が出てくるのは、「Kim deal」という曲です。ポップでいいですよ。歌詞はこちらでご確認ください。

http://j-lyric.net/artist/a0006c3/l00e620.html

「キミの孤独を見破れるのはTVでかせぐ心理学者じゃない」。

ほう、興味深いですね。

何が興味深いって、「心理学者」は、「孤独を見破れる」と推測することにある程度の一般性があると仮定されないと、この歌詞は出てこないだろうと思われる点です。つまり、世の中では、「心理学者は孤独を見破れそう」って思われてるってことです。(けど違うよ、と続くので、カッコイイ歌詞だなと思います。)

心理学と孤独って、世の中的には、パックで考えられているのかもしれません。

ディープ心理学を歩いていると、あらゆることが心理学のテーマ足りうると思うのですが、世の中的にはそうではないのですね。でも、社会的な期待に応えるのも専門家の大事な仕事ですから、孤独のことが知りたい人は下記の本をご覧ください。

 

psychologicalbookshelf.hatenablog.com

 

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