「HAPPY BIVOUAC」
the pillows キングレコード 1999年
まさかのCD初紹介。
何が心理学なんじゃ、と思うでしょう。
「歌詞に“心理学者”が出てくる」それだけです。それだけ。
「ハッピービバーク」と読みます。ビバークというのは、山を登っていてやばいときに状況がよくなるまで待機すること、だったはずです。
収録曲はこちらで確認できます。
“心理学者”が出てくるのは、「Kim deal」という曲です。ポップでいいですよ。歌詞はこちらでご確認ください。
http://j-lyric.net/artist/a0006c3/l00e620.html
「キミの孤独を見破れるのはTVでかせぐ心理学者じゃない」。
ほう、興味深いですね。
何が興味深いって、「心理学者」は、「孤独を見破れる」と推測することにある程度の一般性があると仮定されないと、この歌詞は出てこないだろうと思われる点です。つまり、世の中では、「心理学者は孤独を見破れそう」って思われてるってことです。(けど違うよ、と続くので、カッコイイ歌詞だなと思います。)
心理学と孤独って、世の中的には、パックで考えられているのかもしれません。
ディープ心理学を歩いていると、あらゆることが心理学のテーマ足りうると思うのですが、世の中的にはそうではないのですね。でも、社会的な期待に応えるのも専門家の大事な仕事ですから、孤独のことが知りたい人は下記の本をご覧ください。
psychologicalbookshelf.hatenablog.com
psychologicalbookshelf.hatenablog.com