応用心理学会第82回大会にて、2冊買いました。
藤田主一・浮谷秀一 福村出版 2015年
大坊郁夫・谷口泰富 福村出版 2013年
応用心理学会の企画です。
全7冊のシリーズになるようですが、まだ出ていない『メンタルヘルス・安全』もおもしろそうなので、出たら買おうと思います。
『クローズアップ学校』は、26章構成、『クローズアップ恋愛』は25章構成です。1トピックが短めなんですね。
『クローズアップ恋愛』のほうは、恋愛とタイトルにつけていながら、結婚や家庭生活、離婚など、恋愛の後のことまで含めているので、とても役立ちそうです。(今後のわたしの人生に。)
恋愛のまとめ本といえば『イラストレート恋愛心理学』がありますが、少し出版から日が経っていますし、結婚後のことにはあんまりページを割いていないので、『クローズアップ恋愛』は新規性のある企画だと思います。
psychologicalbookshelf.hatenablog.com
ちなみに、『イラストレート恋愛心理学』の齊藤勇先生は、応用心理学会の名誉会員です。応用心理学会には、齊藤先生の寄附による若手の会費補助制度があります。
なんとすばらしい先生でしょうか…。
しかし、恋愛本、応用心理学会系で支えられているのですね。
実際に研究している人としては社会心理学の人が多いような気がしますが、社会心理学会ではまとめ本の企画はないのでしょうか。ないとしたら、なんだか不思議な感じですが。
ところで、『クローズアップ学校』のほうは、刷り上がったばかりで、まだ書店には並んでいないそうです。担当者の人が、刷り上がった山から、今回学会スペースに出す分だけ抜いて持ってきた、と言っていました。
そっかー、と思っていま改めて開いてみたら、ページがふわふわです。『クローズアップ恋愛』のほうはそうではないので、おそらく、刷り上がってからしばらく積んでおかないと、ページが固くならないのでしょうね。
新鮮な本、という概念もあるのかもしれません。
ゆっくり読む時間がいつ取れるのかは謎ですが、ひとまず、本棚に入れましたよ、という意味で書いておきました。
今後も、新しく買ったら随時書いていきます。みなさんの選書の参考になると幸いです。